指先まで 凍えて血も通わぬ身に 君は何故 そんな心を 燃やしてるのか 「救済」とか「幸せ」を言い訳にして 妄想に逃げて それで どうするの? ほら 野を越え 空を越えて 銀河に響き渡る声 蘇っては狂った街の中 貴方は独り踊る ∞(無限)の時は溢れて 私の身に降り注ぐ 手にした刺激は宙を漂って 触れる間もなく すっと消えた 何時(いつ)か心を満たしてよ 今度こそ期待してるから 行き先すら見えない 今どの辺りだろう 右も左も ああ 靄(もや)の中 街に惑う そして今私は独り 幾月幾年を越え 繰り返しては狂った時の中 貴方から受け取った ∞(無限)の傷は零れて 私の手に少し余る 思いの欠片は宙を漂って 触れたら脆く砕け散った 何度殺せば気が済むの? 何度間違うつもりなの? 誰も気付かない場所で また私が死んでゆく もうすぐ聴こえてくる 街を縫う踏切の声 回送電車にまた揺られて 彼方へ独り望む ∞(無限大)の夢の果てに 理想の終わりを求め 今度こそ答にたどり着いて 何度だって やり直せばいい 黒に染まったこの世界を 全部白に還すから ああ 光が・・・・・・