ハイランド地方の看板娘


※ ハイランド地方 ※

大陸の北西部広域を治める大国
信仰による人心掌握を軸に繁栄を続けていたが、ここ数十年間の急激な寒冷化で不作が続くと
貴族と平民による貧富の差が大きくなっていき、国民の不信を招く大きな要因になっている。
この国にも「審判の日」以前の遺跡は多く存在するが、
宗教上の教えにより立ち入りを禁じているため、古代の力を使おうとするものは異端者扱いされる事になる.



名前:リーン=アスマーン
年齢:22歳
職業:無職(スラム街のギャングのボス)

好き:仲間たち
嫌い:王侯貴族

趣味:飲酒



設定:

元近衛騎士の娘ながら、父親が反逆罪の濡れ衣を着せられ
処刑され、母親も心痛でまもなく病死した。
家も没収され行く当てが無くなったリーンは
持ち前の腕っ節の強さと度胸でスラム街を牛耳る。
以後、ギャング団のボスとして君臨するようになった。

ギャング団とは言え根が悪人では無いので、
基本的には悪い噂の立つ貴族や豪族しか襲わない。
が善人でも無いので、たまには悪い事もやったりする。
要は気ままで、自由奔放。

そんな性格ゆえか、ボスとして以上に慕う手下も多く、
リーンの周りはいつも和気藹々としている。


しかしそんなリーンにも許せない存在、
即ち父を陥れた王侯貴族に対してだけは
絶対的な敵対心を持っており、それらの関係者に対しては
冷酷な女として対峙することになる。

名前:アンナ
年齢:12歳ぐらい(放浪生活が続いたためよく覚えてない)
職業:無職(リーンの下での諜報工作員)

好き:リーン
嫌い:リーンの敵

趣味:クリスの作ったガラクタで遊ぶ



設定:

貧民街の生まれで、8歳の頃両親に奴隷として売られるが、
奴隷売り場に搬送される途上で脱走。
スリや食料品の盗みなどを働いて生き延びていたが、
仲間の密告で警官隊に逮捕され処刑されそうになったところで
リーンらに救出された。

それ以降、リーンはアンナの敏捷性と盗みの腕を買い、
アンナはリーンを姉として慕うようになった。

そのうちリーンの武器取引相手であるクリスと親しくなり、
マシンガン二門内蔵アサルトペンギン帽(謎)などの
クリス特製秘密兵器を駆使した隠密行動を任されるように。

幼いにも関わらずさまざまな人間の汚さを見てきたため
かなり達観しており、根本的に人間を信用していない。
それゆえ、敵対者に対してはかなり冷酷な一面も。

逆に「この人なら信じられる」という直感も感じ取れるらしく、
そういう人に対してはベタベタに懐いたりもする。

☆おまけ☆
名前:クリスティーナ=フローラ
年齢:18歳
職業:フリーター

好き:発明
嫌い:借金取り

趣味:発明品を設計・製造すること



設定:

モノ作りが趣味で、ガラクタから何でも作ってしまうという
ある意味天才少女。
しかし果てしなく一般人とはかけ離れた感性をしており、
出来上がるモノは大抵ロクな物ではない。

生活のために依頼されて製作する事も多く、
そういうモノはしっかりニーズに合わせて完成させるので
類稀な才能があるのは確かだが…

周囲の住民からも変人扱いされており、クリスの方も
実験台以外の人間以外にあまり興味がないので
世間に関しては基本的に疎い。

しかし持ち前の可愛らしさを武器に
酒場やレストランなどで接客バイトもこなしているので、
変なところで情報通だったりもする。

そういう筋から、「自分は萌え系」と認識しており、
猫なで声で男をたらしこんでは金を巻き上げたりもする一面も。
名前:カミーユ=アルヴィンス
年齢:23歳
職業:王国遊軍風騎士団副団長

好き:愛剣「レインシェント」
嫌い:喧騒

趣味:剣の稽古・乗馬



設定:

白い服・白い剣を愛用することから、「白狼」とも
称される王国指折りの剣士。
しかし元々の家柄は低く、近衛騎士長の失脚により
成り上がったため影で蔑まれることも多い。
さらに、上役の命令に冷酷なまでに絶対忠実であるため、
スラムの人々からは「白犬」呼ばわりされたりもする。

噂では近衛騎士長を陥れたのはカミーユの父と言われており、
リーンの生い立ちを知る者は余計にカミーユの事を蔑んでいる。
カミーユ自身、それを否定も肯定もしないため、
リーンの苛立ちをさらに煽る結果になってしまっている。

しかしそんなリーンとの仲は絶対的に悪いようであるが、
お互いの実力は認め合っており、複雑な関係となっている。