明月荘の部屋で、布団にくるまって眠っている。目を開けると、天井がそっくりなくなって、変わりに恐ろしいほどきれいな青空が見える。黄色い青と白い子羊雲がおびただしく浮かんでいる。あまりの美しさに見とれていると、天井の青空は次第に大きくなっていき、寝ている部屋は、黒い梁だけを残してまわりの壁もなにもかもなくなっていく。あるのはただ、横たわっている布団と畳だけ。空に浮かぶ部屋。梁にかかった雲から太陽が現れた。あまりのまぶしさに目をつぶる。 [BACK "DREAM DIARY(shockwave)] [GO "DREAM DIARY" MENU]