- 第17話 - 「海…なるにドキッ!妖怪にクラッ・妖しいな」
 浜茶屋ひなたで働いている、ひなた荘の住人たち。素子は今日もまた瀬田に手合わせを願い出て、店内で激しい勝負を繰り広げるのだった。それをじっと見つめていた菊子は、夕方、素子に告げる。男(景太郎)と接するようになってから堕落し、剣の腕まで落ちたのではないかと。景太郎と親しくしていることを批難する菊子に、男に気を許したりなどしていないと素子は言い返す。浜辺で一人、素振りを繰り返す素子。そこへ一羽の鳥が飛来してきた。その鳥は素子が修行している神鳴流からのい手紙を携えていた。退魔師が到着するまで怨霊から島を見張り守れという神鳴流総本山からの命令を読んだ素子は、自分で怨霊を退治して、修行の成果を証明しようと決意する…。