- 第11話 - 「目指せ東大生アイドルは予備校生・歌うな」
 健太朗が大学で所属している同好会主催の、ひなた市アイドルコンテストが行われた。その優勝者には、なるが選ばれる。景太郎は受験勉強の心配をするが、「大学生のお遊びだ。息抜きになるんじゃないか」というはるかの言葉に、景太郎も「たかが大学のイベントで優勝したくらいで、簡単にアイドルになれるわけない」と自分に言い聞かせる。ところがひなた市温泉会のキャンペーン中、自分が浪人生であることをなるが発表したことから、現役予備校生アイドルとして人気が出てしまう。幾つかの雑誌に取り上げられ、いつの間にかCDまで出すことに。テレビで歌うなるの姿を見ながら、景太郎は心配しながらもついつい応援してしまうのだった…。