そのほか5…コンバート時の色問題の解決



まず上記イラストを参照のこと、なのですが右からみて…
【C】
この図が先日までの私の環境で書き出されていたSWFファイルの色でした。
ですが、私が作業しているいらすとかくひとの作業画面は左側【A】です。これが一気に【C】の状態になってSWFファイルが書き出されるので、もうガッカリだった訳です。あきらかにくすんでいますよネ?
まぁ、もともと違う会社で作られたソフトのデータがコンバートされているので仕方ないんだろうとは思っていました。

それを今回チョコチョコっと設定を変えてみたら、完璧とまではいかないまでも遥かにましな状態【B】になったんです、イジったのはいらすとかくひとの「カラー設定...」です。詳しくは本屋さんの参考書などを読んでください(オイ。
…というのは、世間一般から見て『私の環境』がかなり偏っている訳で…、まぁWinの方はMacのお話なので脳内で変換よろしくお願いします。

まずMacの画面の調整ですが、OS Xですと、システム環境設定にディスプレイという項目があります。その中のカラーという項目から各個体ごとにあるモニタの発色のずれを合わせて行く訳です。以前はColorSyncという機能も使っていたのですが、OS10.3あたりからColorSyncの設定項目が無くなってカラーからの調整のみになりました。
…で、カラーボタンを押して調整をします。やり方は……まぁ画面の説明を見てある程度、進められるのではないかと思うのですが、まぁ見た目重視です。そもそも気温や湿度によって、モニタ自体の発色も変わってきますし。ただ、電源を入れてから30分近くたたないとCRTは色が落ち着かないと言う話もあります。あと調整する人間の眼の見え方だって日によって、または時間帯によって変わってきますから。
で、合わせた設定を保存します(以降「displaydata」とします)。

そして、いらすとかくひと(10.3)のカラー設定を開きます。
設定を「カスタム」にして、詳細モードにチェックON。作業スペースのRGBの項目をさきほど保存したシステム環境設定の設定「displaydata」を選択します。
それ以外の箇所の設定は以降の通りです。
作業スペース:CMYK は、この場合、関係ないのでデフォルトでも良いのですが、印刷業界ではJapan Standaed v2が良いといわれているようです。
カラーマネージメントポリシーは上記の設定だとRGBはオフになるようです。基本的にはデフォルトでしょうか?
変換オプションはデフォルトなんでしょうか?私はApple ColorSync・相対的な色域を維持・黒点ONにしています。


そんな設定で書き出された結果が【B】なわけです。
【A】に比べたら、色が少し淡い(中間の明度が高い?)ですが、彩度は落ちていませんので、自分ではまぁ納得できるかな?と。上述の設定をもっとイジればイイ結果が得られるかもしれません…。

本題とはズレますが、【A】の作業画面と比べて、書き出されたSWFの描画自体もちょっと理想とはずれているんです(特に髪の毛の線とか)けど、それは表示しているソフト(いらすとかくひととフラッシュプレイヤ)の違いでしょうからしかたないですよね。


長々と駄文ですみませんでした。
あと、各設定のこととか機能の説明とか
『 間 違 っ て い て も お か し く な い 』ので
間違っていたら…ゴメンナサイ。
一応、私が試した結果の報告としてお読みください。
まぁMacintosh自体、かなりの少数派な上にそんな少数派でこういうことに興味がある人自体、多分私より詳しい方のような気がするので
、大目に見てください〜。

 
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